レッスンの最後に行うシャバーサナ。ヨガのポーズの中でももっともシンプルかつリラックス効果が高いポーズです。じっくりと身体を動かした後で、疲れて寝てしまう人も多いのではないでしょうか？
でも、本来はただ休憩するだけのポーズではありません。
この記事はこんな人におすすめ
・ヨガ初心者の人
・リラックスしたい人
・瞑想を深めたい人
この記事では、奥深いシャバーサナについて解説していきます。
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シャバーサナ（屍のポーズ）とは？
シャバーサナは、ヨガのポーズの中でも究極のリラクゼーションと言われて、レッスンの最後によく行われます。
シャバーサナは以下のように呼ばれています。
サンスクリット語名：シャバーサナ
日本語名：屍（しかばね）のポーズ・亡骸（なきがら）のポーズ
英語名：Corpse Pose
体を動かさずに無心となるよう促すシャバーサナ。体は不活性でも、精神は冴え渡ったマインドフルな状態であることを目指しています。疲れた体を休めて、ただ寝ているだけでは、究極のリラクゼーションとはならないのです。
シャバーサナの目的
シャヴァーサナの1番の目的と効果は「ヨガの練習による疲労を回復し、心を穏やかにする」ということになります。
実際、ヨガの練習でシャバーサナを飛ばすと筋肉痛が残ったり、興奮し過ぎて夜眠れなくなったりすることは多々あります。
私自身、ヨガを教える以前はシャバーサナがそれほど好きではありませんでした。
「お金を払ってレッスンを受けていて、5分もただ休んでいるなんてもったいない！」とさえ思っていましたが、このゆとりのない考え方こそがシャバーサナが大切なのです。
シャバーサナの効果
シャバーサナには以下のような効果が期待できます。
・精神的にリラックスできる
・副交感神経が優位になる
・疲労回復
・脳の休息
・ストレス解消
全身を休ませる効果が期待できるシャバーサナは、疲労回復やリッラクスするのに最適です。
さらに、シャバーサナを極めるとその効果は絶大。シャバーサナは、究極のリラクゼーションと呼ばれ、5分行うだけで「2時間分の睡眠」と同じ効果があると言われています。
さちこさん5分行うだけで「2時間分の睡眠」
と同じ効果ってすごいですね！！
シャバーサナのやり方
- マットの上に仰向けになります。
- 両足は肩幅に広げ、手のひらを上に向けます。
- 全身の力を抜いてリラックスします。
- 目を閉じて腹式呼吸をします。
- 呼吸から意識を放し、深いリラックス状態に入ります。5～10分ほどこのままで。
- 時間になったら、手の指先など体の末端を動かし、目覚めていきます。
まずは毎日お家でコツコツとやることが大事です。
マットをお持ちでない方はヨガマットのおすすめの記事もご覧ください。
究極のリラクゼーション（シャバーサナ）を深めるコツ
初めは、無の意識はもちろん難しいです。何か考えが浮かんできたらそれを見つめ、考えを捨て去るを繰り返します。
集中が苦手な方は、呼吸に意識を向けることから始めても構いません。
JUN「今呼吸を吸っているな～、吐いているな～」
って思うところからスタートしてみてね！
シャバーサナは眠ってもよいのか？
シャバーサナと睡眠は、まったくの別物です。
シャバーサナは身体はおやすみしているけど意識は明晰なので記憶がありますが、睡眠は身体も意識もおやすみしているので記憶がありません。
この“体は完全にリラックスし緩んでいるのに、意識は非常に明晰”という状態は、日常の中ではなかなか体験できないので、最初は少し不思議に感じるかもしれません。
眠ってしまうときは、シャバーサナの時間に睡眠が必要なほどに疲れているということなので、ぜひ日常でも意図的に休息をとってあげてください。
さちこさんよく眠ってしまいます、笑
まとめ
意外に知られていないことですが、シャバーサナは練習が必要なポーズです。
シャバーサナをして寝落ちするのも気持ちが良いですが、寝ない状態でキープする深いリラクゼーションのシャバーサナも非常に気持ちが良いものです。
ぜひ、シャバーサナを他のポーズ同様、積極的に練習してほしいと思います。
Youtubeでは自宅でできる簡単なヨガレッスンもご紹介しています。ぜひ一緒に行っていきましょう。
