首や肩のこりがほぐれない、頭が重い感じがする、眼の痛みやかすみで集中できない……。
そんな悩ましい不調の原因は、首が正常な位置より前に出てしまっている「ストレートネック」かもしれません。
この記事はこんな人におすすめ
・ストレートネックで悩んでいる人
・首こり・肩こり・頭痛を解消したい人
・猫背を解消したい人
この記事では、ストレートネックの原因や改善につながる簡単なヨガのポーズをご紹介します。
Youtubeでは、肩こり解消ヨガストレッチをご紹介しています。まずはこちらからご覧ください。

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ストレートネックとは?

ストレートネックとは、前方にカーブを描く頸椎(首の骨)が真っすぐになってしまった状態のことを指します。
頸椎が真っすぐな状態になると、前に出た頭を首の力だけで支えなければなりません。 そのため、頭の重さを分散して支えることができず、首への負担が大きくなり、肩こりや首の痛みの原因となります。
ストレートネックをヨガのポーズで改善

ストレートネックは、病気ではありません。よほど重症でなければ、病院に行っても、何も処置がしようもないです。
改善を望むのであれば、胸を開いて、首の筋肉を動かしていくことが必要です。
体幹を鍛えることもストレートネック解消には重要です。なぜなら、姿勢が正しくても、それを支える体幹が弱ければ、再発の可能性が上がるからです。
ヨガのポーズは、首まわりをほぐしたり、体幹を鍛える動きがそろっています。
では、ストレートネックにおすすめのポーズをご紹介します。
キャット&カウ
- 四つん這いになりましょう。
- 息を吸いながら背中を反らせていき、顔を斜め上に向ける。首がつまる場合は無理に顔を上げず、正面を向いたまま、首を長く伸ばす意識でOK。
- 吐く息で手のひらで床を押し、背中を丸める。肩甲骨の間が広がっていくイメージで。首の力は抜き、視線をおへその辺りに。3~5呼吸繰り返しましょう。

らくだのポーズ(簡易版)
- 膝立ちになり、膝の幅は腰幅と揃え、つま先を立てます。
- 両手を腰にあて、息を吸って軽く背筋を伸ばし、吐きながら手のひら全体で骨盤を前に出すようにしながら胸を引き上げ、目線を斜め上に向けましょう。3~5呼吸行いましょう。
- あごを引きながらゆっくりと上半身を起こしましょう。

三角のポーズ
- 両足を広めに開いて立ち、左足を90度方向へ、右足のつま先は正面へ向けて立ちます。
- 両方の腕を肩の高さに構え、床と並行にして左右へ伸ばします。
- 次に息を吐きながら上体をゆっくりと右に倒していきます。
- 左手を天井に向けて伸ばして30秒くらい呼吸をしながらポーズをキープしましょう。
頭を首の筋肉の片方だけで支えています。首に違和感があったら、傷める危険があるので下を向いて行いましょう。

まずは毎日お家でコツコツとやることが大事です。
マットをお持ちでない方はヨガマットのおすすめの記事もご覧ください。

ストレートネックの原因

ストレートネックを引き起こす原因は、うつむき状態でいることです。
とくに長時間同じ体勢をしていると、継続的に首への負担がかかっています。頭の重量の負荷が丸ごと首にかかるため、日ごろから姿勢には気を付ける必要があります。
あなたはこんな体勢をしていませんか?チェックしてみてください。
- スマホを前傾姿勢で使用する
- パソコンを前傾姿勢で使用する
- 猫背または反り腰になっている
- 高すぎる枕を使っている
ストレートネックの主たる原因はうつむき状態でいることです。
引用:横濱もえぎ野クリニック
長時間の前傾姿勢が恒常化している方は、継続的に首への負担が掛かっています。
頭の重量の負荷が丸ごと首に掛かるため、日ごろから姿勢には気を付ける必要があります。
ストレートネックを放置することで現れる症状

ストレートネックを放置すると、さまざまな症状が現れる場合があります。
ストレートネックで起こる症状は、下記の通りです。
- 首・肩の凝りや痛み
- 頭痛
- 手・腕のしびれ
- ヘルニア
- 難聴・耳鳴り
- 視力低下・疲れ目・ドライアイ
- めまい・ふらつき・吐き気
- 自律神経失調・のぼせ
- 顎関節痛・食いしばり
まとめ
スマホやパソコンで動画を見たり、ゲームをしたりすると、時間を忘れてしまうこともあります。
しかし、ストレートネックのリスクを減らすためにも、日頃から正しい姿勢を心がけて、スマホやパソコンの使用時間を決め、しっかりストレッチを行いましょう。
Youtubeでは自宅でできる簡単なヨガレッスンもご紹介しています。ぜひ一緒に行っていきましょう。