寒い冬だけでなく、真夏にも悩んでいる人が意外と多いのが、体の冷え。
いわゆる「冷え性」の人は、他にもいくつか体の不調を抱えていることが少なくありません。
この記事はこんな人におすすめ
・冷えやむくみに悩んでいる人
・一年中、身体が冷えている人
・免疫力をアップしたい人
今回は、冷え性の人がヨガをすることで得られるメリットや冷えに効くおすすめのヨガのポーズをご紹介します。
Youtubeでは、体を温めるポカポカヨガをご紹介しています。まずはこちらからご覧ください。
\\ヨガに関する情報を発信中//
ヨガで冷えは解消できる?
ヨガのゆったりとした意識的な呼吸は、自律神経を安定させる効果があります。冷え性というのは自律神経の乱れも原因となるため自律神経を安定させるということは、冷え性改善対策にもつながります。
また、ヨガを継続して行うことで、筋肉がつき、熱を生みやすいカラダを作れるのです。代謝が上がり、たくさんの汗をかくことで、体温調整機能が向上し、カラダの中の老廃物を外に出していきます。老廃物は排出されるとリンパ・血液の流れが良くなり、むくみも改善されていきます。
体を温めるヨガで得られる効果は?
ヨガをして冷えが解消すると、健康面のみならず美容にも良い影響をもたらされると言われています。主なメリットは次の通りです。
・免疫力のアップ
・むくみ改善
・痩せやすい体になる
・腰痛・肩こりの改善
・子宮や卵巣の機能が正常に働く
免疫力を高めると体調も崩すことが少なくなります。
疲れやすかったり、体の重だるさを感じている方はこちらの記事もご覧ください。
冷えに効くおすすめヨガのポーズ
ヨガのポーズの中には、とくに冷え性に効くポーズがあります。
ここでは、冷え性を改善するのに役立つポーズをご紹介します。
コブラのポーズ
- うつ伏せになり、両足は腰幅に開きます。
- 両手を胸の横に置き、脇は閉めます。
- 息を吸いながら、足の甲と太もも、恥骨で床を押して、上半身を持ち上げます。
- 吐く息で肩甲骨を下げ、耳から肩を遠ざけます。
- 肘が伸びきらないところで、そのまま3~5呼吸キープ。
ダウンドッグ
- 四つん這いになり、つま先を立てます。
- 手でしっかりと床を捕らえて息を吸い、ゆっくりと吐きながら、お尻を上に押し上げます。
- 手でしっかりと床を押し、背中を伸ばして、そけい部を天井に向かって引き上げます。3~5呼吸キープ。
三角のポーズ
- 両足を広めに開いて立ち、左足を90度方向へ、右足のつま先は正面へ向けて立ちます。
- 両方の腕を肩の高さに構え、床と並行にして左右へ伸ばします。
- 次に息を吐きながら上体をゆっくりと右に倒していきます。
- 左手を天井に向けて伸ばして30秒くらい呼吸をしながらポーズをキープしましょう。
まずは毎日お家でコツコツとやることが大事です。
マットをお持ちでない方はヨガマットのおすすめの記事もご覧ください。
どうして女性は冷えるのか?
一般的に、男性に比べ筋肉量の少ない女性は、熱の蓄積や作り出す量が低く冷えを感じやすい傾向にあります。体の熱の約60%は筋肉から生み出されているため、一般的に筋肉量が少ない女性は冷えやすいのです。
にもかかわらず、痩せたいからと食事を摂らなかったり、運動不足で筋肉量が少ないと、熱をうまく作れなかったりすることから冷えに繋がっていきます。その他、胃腸の働きが弱っている、タイトな洋服やガードルによる締めつけ、女性に多い貧血なども、冷えの原因になります。
現代女性の冷えの原因の多くは、ライフスタイルにあるのです。最近は、冷暖房によって部屋と屋外の寒暖差が大きくなり、自律神経が乱れて体温調節が上手くできなくなる人も増えています。
また、過度なストレスがあると、自律神経の交感神経が優位になり、毛細血管が縮まって体の末端が冷えやすくなります。女性ホルモンのバランスの乱れも、冷えを招きます。
冷え性になる原因とは?
冷え性は、本来はたらくべき体温調節機能がうまく機能していない状態であり、主な原因として、次のようなことが考えられています。
筋肉量が少ない
女性は男性に比べて筋肉が少ないため、筋肉運動による発熱や血流量が少ないことも、女性に冷え性が多い原因の一つと考えられています。
また、女性だけではなく、運動不足の人も総じて筋肉量が少ないため、冷えやすくなります。
自律神経の乱れ
ストレスや不規則な生活などにより、体温調節の命令を出す自律神経がうまく機能しなくなります。
また、常に室内の空調が効いていると、室内外の温度差が激しくなるため、自律神経の機能が乱れます。こうして、夏でも冷え性になるのです。
血行不良
冷え性は血行が悪くなることで起こるものです。
デスクワークで、1日中座りっぱなしの方は、手足が冷えてくる経験があると思います。それは、ずっと同じ体勢でいることで血行が悪くなっているのが原因なのです。
さらに、座っている姿勢というのは、常に股関節まわりを圧迫している状態であり、それによって股関節まわりの血流が滞ってしまうのです。血行不良を改善するためには、仕事の合間にストレッチをしたり、意図的に血流を促す必要があります。
女性ホルモンの乱れ
ストレスが多かったり、更年期になったりすると、女性の心身をコントロールする女性ホルモンの分泌が乱れ、血行の悪化などを促進することがあります。
皮膚感覚の乱れ
きつい下着や靴などでからだを締めつけたりすると血行が滞り、「寒い」と感じる皮膚感覚が麻痺することがあります。そのため体温調節の指令が伝わりにくくなってしまいます。
冷え性の原因として運動不足による筋力低下、基礎代謝の低下、食生活の乱れ、喫煙、鉄分不足などが挙げられ、冷え性が起こっている部分では基礎代謝が低下しているため、傷が治りにくくなったりするなど様々な不調が起こる場合があります。
引用:くろやなぎ医院
まとめ
ヨガは自律神経を整えたり、インナーマッスルを刺激したりと、カラダを温める効果が期待できます。ヨガを習慣にして、冷え性改善を目指しましょう。
Youtubeでは自宅でできる簡単なヨガレッスンもご紹介しています。ぜひ一緒に行っていきましょう。