突然ですが、背中で手を組むことができますか?
ヨガにも背中の後ろで手を組むポーズがいくつかありますが、手が届かなくて組めない人もいます。手が届かない原因は、肩甲骨まわりの筋肉の硬さが大きく関係します。
この記事はこんな人におすすめ
・肩まわりを柔らかくしたい人
・肩こりに悩んでいる人
・猫背や巻き肩に悩んでいる人
今回は、肩関節や肩甲骨周辺の柔軟性を高めて、ポーズを深める練習方法をご紹介します。
Youtubeでは、ガチガチの肩・背中ほぐしをご紹介しています。まずはこちらからご覧ください。
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まずは背中の後ろで組めるかチェックしてみよう!
・腕を背中側に回し、両手をつなぎます。 胸を開きながら呼吸を繰り返しましょう。
いかがでしたか?
できなかった方は、肩や肩甲骨周りの筋肉が緊張してしまっている可能性があります。もしくは、左右どちらか一方ができたり、両方つなぐことができたけどなんとなく違和感を感じた方も多いのではないでしょうか?
スムーズに組むことができなかった人は「肩こり予備軍」と言ってもいいでしょう。
肩まわり・背中まわりをほぐすヨガのポーズ
肩だけに注目されがちですが、肩甲骨も柔軟にする必要があります。背中が丸まってしまうなどで動きが阻害されてしまうと、連動している腕は動きにくくなります。姿勢を正しながら肩甲骨や腕の動きもスムーズに!初心者でも取り入れやすいヨガやストレッチをご紹介します。
肩のストレッチ
- 右腕を上げて肘を曲げます。
- 左の手で右ひじを持ちます。
- 息を吸いながら背骨を伸ばして、吐きながら右ひじを内側に引き寄せます。
- 3~5呼吸キープして、反対側も同様に行います。
鷲のポーズ
- あぐらで座ります。
- 胸の前で、右腕を左腕の上に乗せて腕をクロスします。
- 腕をクロスさせたまま肘を90°に曲げて、右手の甲と左手の甲を合わせます。
- 余裕があれば、腕を曲げたまま手首をひねり、手のひらを合わせます。
- 3~5呼吸キープしたら、反対側も同様に行いましょう。
猫の伸びのポーズ
- 四つん這いになります。
- 両手を正面へスライドさせ、お尻を上に突き上げて胸を床につけるようにします。
- ゆっくりと呼吸しながら体を沈めて、3~5呼吸キープしましょう。
まずは毎日お家でコツコツとやることが大事です。
マットをお持ちでない方はヨガマットのおすすめの記事もご覧ください。
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肩まわりが硬いとどうなるの?
バストが垂れやすくなる
肩甲骨が外に開いたまま硬くなると、胸の大胸筋や小胸筋は縮んだ状態になり、血流が悪くなってハリを失い、バストが垂れやすくなってしまいます。そして、呼吸も浅くなる原因にも繋がります。
肩こりや首こりが起きる
肩甲骨まわりの筋肉が緊張してこわばると血流が悪くなって柔軟性が失われ、肩や首に凝りが発生します。こわばった筋肉が血管を圧迫して疲労物質がたまると、痛みも生じやすくなります。
基礎代謝が落ち、太りやすくなる
肩甲骨まわりの筋肉が硬くなって動きが悪くなると、筋肉が衰え、基礎代謝が低下します。そのため脂肪が燃えにくくなって太りやすくもなります。背中や二の腕にも贅肉がつきやすくなります。
四十肩になりやすい
肩甲骨が外に開いたまま硬くなった状態で腕を上げると、上腕骨上部の大結節という部分と肩峰(肩先の出っぱった骨)がぶつかり痛みが出ます。これが腕を上げると痛みが出る四十肩になります。
猫背や巻き肩になる
胸の前側が縮こまったり硬くなったりしてしまうと、猫背や巻き肩になりやすいです。胸が縮こまると呼吸も浅くなります。疲れやすくなったり、肩こりに悩まされることが多くなるかもしれません。
冷えやむくみが生じやすい
肩甲骨まわりの筋肉が硬くなると血流が悪くなるため、全身の血流も悪くなって体が冷えやすくなります。脚などの末端も血行不良になるため、むくみも生じやすくなります。
まとめ
いかかでしたか?背中で手を組めない方は、首・肩・背中の筋肉がこり固まっている可能性大です。コリ固まっている部分をほぐしていけば、ある程度はできるようになっていきます。
初心者でも取り入れやすいヨガのポーズをご紹介していますので、ぜひ日常生活に取り入れてみてください。
Youtubeでは自宅でできる簡単なヨガレッスンもご紹介しています。ぜひ一緒に行っていきましょう。