「もしかしたら、更年期かも?」と悩んでいませんか?
40~50代の女性は心と体の変わり目である更年期を迎え、さまざまな不調が起こりがちです。
その更年期は、自律神経が大変乱れやすくなり、それが原因でいろんな不調が身体に現れてしまいます。
この記事はこんな人におすすめ
・更年期でお悩みの人
・自律神経を整えたい人
・リラックスしたい人
今回は、更年期にみられる症状や更年期の女性におすすめのヨガのポーズをご紹介します。
Youtubeでは、自律神経を整えるヨガをご紹介しています。まずはこちらからご覧ください。
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女性ホルモンとヨガの関係性
女性ホルモンは年齢を重ねると分泌量が減り、バランスが崩れて心身に不調が現れます。
自律神経の乱れが不調につながる場合もあります。女性ホルモンと上手に付き合うポイントは「自律神経」です。
ヨガは、自律神経バランスを整える効果があり、それにより女性ホルモンの分泌バランスも安定します。さらに骨盤や背骨の歪みを正して血流を促していきます。
更年期症状に効果的なヨガのポーズ
自律神経やホルモンバランスを整えるにはヨガがおすすめです。
深い呼吸をしながらゆっくりと身体を動かすヨガは、簡単に無理なくできるセルフケアです。
自律神経やホルモンバランスを整えるヨガのポーズをご紹介します。
がっせきのポーズ
- 両足の裏と裏を合わせます。
- 息を吸いながら背骨をまっすぐ伸ばします。
- 息を吐きながら上体を前に倒し、3~5呼吸キープしましょう。
キャット&カウ
- 四つん這いになります。
- 息を吸いながら、尾骨(お尻のしっぽ)を上向きにして背中を反らせ、胸を開きます。
- 息を吐きながら、背中を丸めて尾骨を下に向けます。
- これを1セットとして、3~5回行いましょう。
三日月のポーズ
- 四つん這いになります。
- 左足を両手の間に一歩踏み込み、上体を起こします。両手は上にアップします。
- 息を吸いながら胸を広げて、右の足の付け根を伸ばし、3~5呼吸キープしましょう。
まずは毎日お家でコツコツとやることが大事です。
マットをお持ちでない方はヨガマットのおすすめの記事もご覧ください。
更年期はなぜ起こる?
閉経にともない卵巣の働きが衰え、女性ホルモンである「エストロゲン」の分泌が急激に減少することで起こります。
エストロゲンの分泌量が減少すると、今までエストロゲンによって調節されていた、身体のいろいろな機能がうまく働かなくなります。エストロゲンの分泌量は、18~40歳ぐらいの間が最も多く、40歳ごろから減り始め、閉経の前後で急激に減少します。そのホルモンの変化が大きい閉経前後の約5年を更年期といいます。
一般的には40代後半ごろから始まるといわれますが、30代後半から始まる人もいれば、50代半ばになってからという人もいるように、個人差が大きいものです。
更年期による症状
更年期に起こる症状は、「心の変化」と「体の変化」の2つがあります。
更年期による心の変化
閉経に近づくと、自律神経のバランスが崩れ、緊張状態である交感神経が優位になってしまいます。
- イライラする
- 感情の浮き沈みが激しい
- 不安を感じる
- 焦ってしまう
これらの状態は、呼吸が浅くなっている可能性が高いです。
ヨガでは、体の緊張をほぐし、呼吸を深めていきます。そのため、これらの心の変化を緩和することができます。
更年期による体の変化
ホルモンバランスの乱れによって、下記の様々な体の変化が現れます。
- だるさ
- 疲れやすい
- のぼせ
- 冷え
- 肌が荒れやすい
- 脂肪がつきやすい
ヨガを行うことで、血行促進され、代謝もアップしていきます。体の中から温めてあげることで、体の変化も緩和していき、ホルモンバランスも整っていきます。
下記の表は、更年期症状の発現頻度の多い順です。
まとめ
私たちの身体は年齢とともに変化します。そのときそのときの身体の状態に合わせて、心地よく呼吸を深めながら動いていきましょう。
体調と相談しながら、ストレスのないよう、マイペースで行うようにしてください。
Youtubeでは自宅でできる簡単なヨガレッスンもご紹介しています。ぜひ一緒に行っていきましょう。