「ヨガで疲労が回復する」と聞いたことはあっても、そのメカニズムを知らなかったり、具体的な方法がわからなかったりして、悩んでいる人もいるのではないでしょうか。
この記事はこんな人におすすめ
・疲労がたまっている人
・リラックスしたい人
・ストレスを解消したい人
この記事では、ヨガで疲労回復が期待できる理由や具体的なヨガのポーズをご紹介します。ヨガで疲労回復を目指したい人は、ぜひ参考にしてください。
Youtubeでは、寝たままできる疲労回復ヨガをご紹介しています。まずはこちらからご覧ください。
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ヨガで疲労回復できる?
血行不良が原因で、肩こり、冷え、むくみなどの症状が起きて身体に疲労が溜まっています。
ヨガは呼吸とともにほどよく体を動かすことで、筋肉や内臓が刺激され血流が良くなり、疲労を解消する効果があります。
またリラックスするポーズではさらに呼吸が深くなり、ストレスでこわばった体の緊張が緩んで副交感神経が優位になり、睡眠の質を上げる助けとなり、身体の疲れが取れるのです。
疲労回復に効果的なヨガのポーズ
疲労感を改善するのに有効なヨガポーズを3つご紹介します。
半分の魚の王のポーズ
- 両脚をまっすぐ前へ伸ばします。 右脚を折り曲げ、左脚をまたぐようにして脚を立てます。
- 左足を曲げ、右のお尻の方に足先がくるようにします。
- 右手をお尻の後ろにつきます。
- 息を吸いながら左手を上に伸ばし、吐きながらウエストを右にねじり、左ヒジを右のヒザに引っかけます。
- 3〜5回呼吸をして、反対側も同様に行いましょう。
うさぎのポーズ
- 正座になります。
- 額を床につけ、両手を腰の後ろで組みます。
- ゆっくりと息を吐きながら頭頂部を床につけて、お尻を持ち上げます。
- 腰が膝の上にくるような姿勢になったら、脚全体で床を押して下半身を安定させます。
- 息を吸いながら、組んだ両腕を天井方向へ伸ばします。
- 3~5呼吸繰り返します。
ワニのポーズ
- 床に仰向けに寝ます。
- 両手は肩の位置まで上げて左右に広げます。
- 両膝を揃えたまま、ゆっくり息を吸いながら膝から下を上にあげ、床と膝が直角になるところで止めます。
- ゆっくり息を吐きながら、ウエストをひねって両足を右に倒します。
- 床に膝がついたらそのまま3回呼吸を繰り返します。
- 反対も同じように行いましょう。
まずは毎日お家でコツコツとやることが大事です。
マットをお持ちでない方はヨガマットのおすすめの記事もご覧ください。
疲れが取れない原因は?
疲れの原因は人それぞれ違うものです。まずは思い当たる疲労の原因を探ってみましょう。
主な疲れの原因4つをご紹介します。
自律神経の乱れ
自律神経の乱れも疲労感の原因のひとつです。
仕事や人間関係のトラブルなど、何らかの要因でストレスを感じると、交感神経が優位になります。交感神経が優位な状態が続いてしまうなど、休憩時に優位になる副交感神経との切り替わりがうまく行われないと、「疲れている」という感覚につながります。
集中力が続かない、眠れなくて体が休まらないなど、さまざまな悪影響を及ぼす恐れもあります。
厚生労働省疲労研究班が一般市民2000人に行った2012年の調査によると、約4割の人が6カ月以上続く慢性的な疲労を感じているという結果になりました。
疲れやだるさは、心身の不調のサインです。そのままにしておくと、病気になってしまう恐れがありますし、慢性的な疲労は老化を早めてしまいます。
引用:リクナビnextジャーナル
運動不足
運動不足も疲れが取れない大きな原因のひとつです。
運動不足が続いて筋力が衰えると、血流や代謝が悪くなります。そうすると酸素や栄養がカラダ全体に行き渡らず、疲れやすくなり、さらに動きたくなくなるという悪循環に陥ってしまいます。
栄養不足
偏った食生活をしていると、栄養バランスが悪くなり、疲れやすくなったり、集中力が落ちたりしてしまいます。
また食べ過ぎによる栄養過多も内臓が疲れてしまい、疲労感の原因にもなります。食べ過ぎるのではなく、栄養バランスの取れた食事を心がけることが大切です。
睡眠不足
睡眠は、人が体や脳を休めて回復するための大切な時間です。慢性的な睡眠不足も、疲れが抜けにくくなる原因になります。
とはいえ、ただ睡眠時間を長くすれば良いというわけではありません。寝つきが良く深く眠れている、すっきりした気持ちで目覚められるなど、質の高い眠りができているかどうかがポイントです。
まとめ
深く呼吸しながら全身を適度に動かすヨガは、体の疲労感を取ったり、リラックスしてストレスを軽減したりする効果が期待できます。心身の疲労感を軽減したい方は、ぜひ参考にしてみてください。
Youtubeでは自宅でできる簡単なヨガレッスンもご紹介しています。ぜひ一緒に行っていきましょう。