『O脚』について一度は聞いたことのあるのではないでしょうか?
でも実際のところ、「私ってO脚なの?」「O脚ってどんな状態のこと?」など、実際はわからない事も多いと思います。
この記事はこんな人におすすめ
・O脚が気になる人
・骨盤が歪んでいる人
・脚を細くしたい人
今回は、そんなO脚の原因や改善法についてご紹介します。
Youtubeでは、骨盤調整ヨガをご紹介しています。まずはこちらからご覧ください。
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ヨガでO脚が改善できる?
ヨガでは、筋肉や骨、腱を伸ばして、正しいバランスと重心で行うことで、歪んだ部分に働きかけて、歪み矯正に効果を発揮します。体の歪みを取ることによって、筋肉を本来の位置や形に変わっていきます。そうすると、無駄な脂肪もつきにくくなります。
そのためヨガは、体の歪みを整えるのにはおすすめです。なぜなら、ヨガには骨盤周辺の関節をストレッチする動きや骨盤を支える筋肉を引き締める動きが取り入れられたポーズがたくさんあるからです。⇒骨盤の歪みを整える方法
O脚セルフチェック法
まずはご自身でO脚のセルフチェックをしてみましょう。
素足になり、両足の踵と爪先を揃えて鏡の前に立ち、内腿、膝、ふくらはぎをチェックしてみてください。
・内腿、膝、ふくらはぎがピッタリくっついている→理想的な脚
・内腿、膝、ふくらはぎの間に隙間ができる→O脚
いかがでしょうか? またO脚の特徴として、
・土踏まずがない
・靴底が外側からすり減る
・お尻の筋肉が硬い
・脚の外側が太い
などの特徴があります。
O脚を改善するヨガのポーズ
子どもの場合のO脚は自然と治りますが、骨盤の歪みや筋力の低下などが原因で起こるO脚は自然と治ることは難しく、少しずつ努力によって改善していくことが必要になっていきます。
では、O脚を改善するヨガのポーズを2つご紹介します。
橋のポーズ
- 仰向けになり、脚を腰幅に開いて両膝を立てます。
- 息を吸いながら、お尻を浮かせます。
- お尻の下で両手を組み、肩甲骨を寄せます。
- 3~5呼吸キープしましょう。
木のポーズ
- 両足をそろえて立ち、左足に体重をかけながら右のかかとを持ち上げ、そのまま右の足裏を左足の内太ももの付け根につけます。
- 右膝は横に向け、骨盤を開くようにします。
- 胸の前で両方の手のひらを合わせ、呼吸を整えます。
- 息をゆっくり吸いながら両腕を天井に向けて上げていきます。
- 視線は一点に集中し、ゆっくり呼吸をしてバランスをとりましょう。
- 反対足も同様に行います。
まずは毎日お家でコツコツとやることが大事です。
マットをお持ちでない方はヨガマットのおすすめの記事もご覧ください。
O脚になる原因
O脚は生まれつきの骨格上の方もいらっしゃいますが、大半は長年の生活習慣の積み重ねによるものと言われています。日常生活での悪いクセや習慣が原因で、戻らなかったり、もしくは再度O脚を出現させてしまいます。
座り方
座っている時に脚を組んでしまう方、猫背や背もたれにもたれかかって座る方は、骨盤を後ろに倒しやすいので注意が必要です。
立ち方・歩き方
立っている時や歩行時に踵や足の外側に重心を乗せていたり、内股で歩いていたりするとO脚の原因に繋がります。
またガニ股になりやすい方は、脚を内側へ引き付ける筋肉が使えていない傾向があるため注意が必要です。
運動不足
長時間の座り姿勢で骨盤を立てておけなかったり、脚を内側へ締めておく筋力の弱くなってしまっている方は注意が必要です。
学童期以降には人それぞれですが普段からの姿勢の悪さや体重により膝に過度な負荷がかかることで、骨盤や関節の歪みやねじれが生じ、O脚やX脚といった症状があらわれてくると言われています。中でも歩き方、立ち方、座り方の不自然な動作もO脚やX脚になる要因となっています。これらは日常生活の中で1日に何度繰り返すかわからないくらい行っている動作ですが、不自然な動かし方が積み重なることでO脚やX脚の原因となります。
引用:春日クリニック
O脚をそのままにしておくとどうなるの?
O脚の状態が長期間に渡ると、膝の骨や軟骨がそれに合わせて変形をしてきます。
これを変形性膝関節症と言います。
変形性膝関節症になってしまうと膝を動かすことで変形した部分がぶつかったり、こすれたりして痛みを誘発してしまいます。
さらに、あまりに変形が強いと歩行困難にるため、手術の適応になることもあります。変形性膝関節症は、高齢者の体力低下や寝たきりにも繋がるため、O脚には注意が必要です。
まとめ
筋肉を正しく使い、骨盤の歪みを改善することでO脚の改善に繋がっていきます。
また、O脚は膝を痛める原因にも繋がっていきますので、早く改善して綺麗な足を目指しましょう!
Youtubeでは自宅でできる簡単なヨガレッスンもご紹介しています。ぜひ一緒に行っていきましょう。